音羽病院 石橋先生

研修医日記

こんにちは!洛和会音羽病院研修医2年目の石橋です。8/14から9/11までの4週間、東通村診療所で研修させていただきました。京都に帰ってくると京都の暑さを感じ、青森も暑かったですが、それでも涼しかったんだなと東通村診療所での日々を懐かしく思い出しています。

東通村での研修は、高血圧、糖尿病、脂質異常症などの定期受診や風邪症状、蜂刺されなどの臨時受診の患者さんを診る外来業務が中心でした。東通村診療所では全国でも数少ない有床診療所で入院した担当患者さんの病棟業務も行いました。

1か月間の東通村診療所での研修は普段とは異なる環境で毎日新たな気付きがあり、他の病院から来た研修医もいて刺激になりました。

外来診療では蜂刺されで受診される方がとても多く、毎日のように蜂刺されで患者さんが来られていました。アナフィラキシーや全身に蕁麻疹がでている方、局所の腫脹のみの方など、様々な重症度の患者さんを診療させていただきました。また、ハチ抗体陽性でエピペン処方につなげた患者さんもおられました。音羽病院ではほとんど蜂刺されの患者さんを診療したことはありませんでしたが、今年は暑さのためか東通村では例年になく蜂刺されが多いようなので皆さん気を付けてくださいね。

他にも僕が直接対応した患者さんではないですが、釣り針が刺さった患者さんやエイに刺された患者さんなど普段働いているところでは経験しない患者さんが来られていたのが印象的でした。

病棟業務では、このまま亡くなってしまうかもしれないと思ったけど元気になりましたと言ってもらったり、当直帯の時間に救急車で来て入院となった患者さんに私も頑張るから先生も若くてこれからだから頑張ってと京都への帰り際に言ってもらって少し泣いてしまいそうになりました。東通村診療所での経験を活かしてこれからも精一杯頑張っていこうと思います。

外来診療と病棟業務の両方があり比較的忙しい日々を過ごしていましたが、休日には他の研修医とともに青森の綺麗な景色を見に行ったり、美味しい料理を食べたり、温泉に行ったりしたこともいい思い出です。川原田先生には田名部祭りや青森県立美術館の棟方志功展に連れていっていただき貴重な体験をすることができました。

はじめての東北地方への上陸、不慣れな環境で不安と期待が入り混じる中、川原田先生をはじめ、濱近先生、井上先生、看護師さんやコメディカルのスタッフの皆様のおかげで、無事に研修を終えることができました。少しでも東通村の皆様のお役に立てたのなら幸いです。1か月間お世話になり、ありがとうございました!!

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